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第2回サイエンス・コモンズ セミナーを開催しました。

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2026年7月16日(木)、中央キャンパス 研究所棟1階の「サイエンス・コモンズ」にて、2026年度 第2回サイエンス・コモンズ セミナーを開催いたしました。本セミナーは対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で行われ、学内外合わせて19名の方にご参加いただきました。

今年度第2回目は、「企業と教育の連携 〜家庭科・消費者教育実践例を通して〜」と題して、教育学部 教育学科の吉井 美奈子 教授にご登壇いただきました。吉井先生は家政学、家庭科教育、防災教育を専門とされており、実社会とつながる「本物の学び」を提供するための、企業や地域団体との連携の重要性についてお話しいただきました。

講演では、具体的な3つの実践例が紹介されました。

  1. 雪印メグミルク株式会社との連携:「乳」をテーマにした謎解きゲーム教材の開発。酪農家や製造者、販売者の思い、食の安全、そして「いのち」を頂くことの尊さを体験的に学ぶプログラムです。
  2. 株式会社キュアグループとの連携:和紙糸を用いた素材で「雑巾」の教材を企画。児童生徒が自ら雑巾を縫い、学校の掃除で使用します。素材の特性から、使用後は土に還すことが可能です。さらに、この素材を用いた防災グッズの企画や、防災学習への展開も検討されています。
  3. 地域の子ども食堂との連携:大学生と共に、地域の子ども食堂での食育と漢字の学びを融合させた教材を用い、学校外の学びの場で「生きる力」を育む活動を実践されています。

吉井先生が、教科書だけでは伝わらないリアルな体験をいかに授業に取り入れようとされているかが、大変よく伝わる時間となりました。また、様々な企業等と連携していくにあたって、「学生が喜べるか、楽しめるか。学びになるか。自分も楽しいか。」という活動指針を大切にされていると語られました。

セミナー後半では、エネルギッシュな吉井先生のファシリテートのもと、自己紹介や企業と教育の連携についての意見交換が行われ、参加者が所属を超えて交流し合う貴重な場となりました。

参加者からは、「教育と企業の連携について具体的なヒントを得られた」「情報を収集し、自身の研究や活動でも実際にプロジェクトとして動かしていきたい」といった意欲的な声や、「家庭科の枠を超えた、社会と繋がる総合的な学びに刺激を受けた」という感想が数多く寄せられました。今回はいつも以上に、学内の教職員や学生、一般企業の方など多様な立場の方々が参加され、異分野の知が交差し新たな種が生まれる、サイエンス・コモンズらしい有意義なひとときとなりました。

日時 2026年9月30日(水)15:00~17:00(予定)
場所 中央キャンパス 研究所棟 1階 サイエンス・コモンズ
テーマ テイカカズラ類の分類と緑化植物として活用
講師 建築学部 景観建築学科 教授 上町あずさ