科学研究費助成事業において、応募件数と採択率の向上を目指して行われたKAKEN塾について、6月14日に最終回を迎えました。

KAKEN塾は、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業の一環として、科研費の獲得に向けて、研究計画調書の作成を支援する取り組みです。

最終回は「申請書のブラッシュアップ」をテーマに据え、審査員の立場になって読み返し、評価項目と照らし合わせることで、審査員に分かり易く伝えるためにどうすべきか、具体的な方法を学びました。また、ベテラン研究者から、書き方のコツや修正点等について、アドバイスを受けました。

最後に、ベテラン研究者から、「自身のみならず他の研究者にも協力頂きながら、何度も推敲することが重要。最後まであきらめないこと」とのエールがありました。

受講者からは、「期日があるからこそ、それまでに答えを見つけ出すために気づいたら研究計画書のことを考えている、そんな約２か月でした」、「なんとしても取ってやる！という気持ちになりました」と好評でした。

研究推進センターでは、研究力の向上を目的として、引き続き先生方の研究をサポートしていきます。