女性研究リーダー育成推進センター主催の大学院生交流会が初開催されました。
女性研究リーダー育成推進センターによる大学院生交流会が9月9日、中央キャンパスで開催され、大学院生や学部生、教職員26人が参加しました。
大学院生向けの交流会は初めての試み。研究の楽しさや研究者としての本音を語り合って研究に対するモチベーションを上げようと女性研究リーダー育成推進センターが企画しました。
大学院生たちは4グループに分かれてそれぞれのテーマに沿って意見を交換。テーマごとに思い浮かんだことを模造紙に書き込み、それをもとに自由に対話を楽しみました。設定されたテーマは『研究の楽しさ・大変さ』『研究のモチベーションの保ち方』『将来の夢、キャリア、ワークライフ・バランス』『武庫女の大学院のよいところ~選択した理由、メリット・デメリット』の4つ。各グループに教員が一人ずつファシリテーターとして入り、積極的に会話が生まれるようにしました。
『研究の楽しさ・大変さ』では、分からなかったことが分かるようになることでモチベーションが上がったり、他分野の研究者と話すことによって研究の新たなヒントが得られたりすることが楽しいという意見が出ました。一方で、責任を持って自分で研究を進めなければならないため、周りを巻き込む力がないと難しいという声も。『武庫女の大学院のよいところ~選択した理由、メリット・デメリット』では他の大学院と比較して手厚い指導を受けることができ、研究を進めるための助言を貰いやすいことがメリットとして挙がっていました。
大学院生活環境学研究科2年の渡邊恵さんは「他の大学院生と交流することができ、研究で苦労しているのは自分だけじゃないと分かって安心しました。これからも多くの人と交流していきたいです」と話しました。
生活環境学部4年の葉狩わか菜さんは「周りに大学院進学を選択する人が少ない中で大学院生のいろんな思いを聞けて、大学院進学を決めて良かったと改めて思いました」と思いを語りました。