お知らせ

食物栄養学科の松井徳光教授が令和7年度兵庫県学術教育功労者表彰を受賞しました。

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食物栄養学科の松井徳光教授が令和7年度兵庫県学術教育功労者表彰を受賞しました。

大学・学校運営と学術研究や生徒・児童の指導に精励し教育の振興に尽くしたことが高く評価されました。松井教授は学生部長を8年間務め、現在は、研究推進センター長、食物栄養学科の幹事教授を担っています。


松井教授によると、令和7年4月時点の業績は、著書・学術論文・総説292報、学会発表・ゲストスピーカー 275回、特許11件、科研費など外部資金獲得66件、受賞5度(きのこ界のノーベル賞といわれる森喜作賞、日本きのこ学会の学会賞など)、新聞・雑誌・テレビ等106件(「世界一受けたい授業」出演など)。
また、ドイツのシュツッツガルト大学へ1年間、留学し、G20新潟農業大臣会合においては主催国である日本国を代表して「発酵食品の多様性と共通性」というタイトルで講演したほか、たかしま発酵食文化カレッジ学長、発酵と酵素の機能食品研究会会長、日本きのこ学会会長を歴任しました。


松井教授は今回の受賞に対し「大変喜んでいます。大学の教員に求められていることは、教育・研究・大学運営・学生指導ですが、35年間を振り返って思えば、科研費の採択がその後の人生を大きく変えたと思います。科研費にチャレンジし、4年目で採択され、その後18年間採択が続いたことで、多くの学術論文の掲載ができ、学会賞にもつながりました。大学教員として高く評価されるのみならず、大学関係を越え、様々な業界の知人とのネットワークができたこともかけがえのない財産となりました。教職員、大学院生を含む学生の皆さんにも積極的にチャレンジしていただければと思います」と話しています。