2025年度第1回「サイエンス・コモンズ セミナー」が開催されました。
| お知らせ2025年度第1回「サイエンス・コモンズ セミナー」(武庫川女子大学女性研究リーダー育成推進センター主催)が5月28日、中央キャンパス公江記念館で開催され、対面、オンラインを合わせて約75人が参加しました。
武庫川女子大学 サイエンス・コモンズは、アイデアや夢を語り合い、新たな研究が生まれるプラットホームとして、2024年に開設しました。「サイエンス・コモンズ セミナー」は、研究活動を自由に活発に議論する機会にと企画。2025年度第1回目は社会福祉学科 大岡由佳教授が「こころのケガ(トラウマ)について考えてみようートラウマインフォームドな社会づくり」と題した講演を行いました。
大岡教授は冒頭で「人の数だけ、こころのケガ(トラウマ)があり、私たちにとって生きづらさを伴うもの」と話し、こころやからだに様々な反応や疾患を引き起こすトラウマの診断やメカニズムについて解説しました。また、こころのケガ(トラウマ)が手当てされないと、望ましくない生活環境に結びつくという研究や、サポートする人へのケア方法を紹介し、「トラウマを負っても人と人とのつながりの中で回復するトラウマインフォームドな社会づくりを目指したい」と語りました。
講義後対面の参加者は、グループディスカッションを行い、印象に残ったことやそれぞれの立場からできることを発表し、受講者と共有しました。
「サイエンス・コモンズ セミナー」の今後の予定(月1回、月末の水曜日に開催予定)
・第2回 2025年6月25日 生活環境学科 鎌田誠史教授「エーゲ海・南西諸島の生存環境から見た島々の美しい暮らし方」
・第3回 2025年7月30日 社会情報学科 大野ゆう子教授「意思決定過程としてのキャリア:進路選択と就職選択とライフイベント」
武庫川女子大学 サイエンス・コモンズのHPはこちらから。





