2025年度のKAKEN塾が4月26日、開講しました。科学研究費助成事業への応募件数・採択率の向上を目的として、全学の教員を対象に、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業の一環としてスタートしました。計年４回実施し、研究推進センター長をはじめベテラン研究者の全面バックアップを受けて、申請書類を完成させます。

初回、松井徳光研究推進センター長は「KAKEN塾を通して採択件数を上げることで、研究力を向上させていきましょう」と参加者を激励。科研費獲得に向けて心得るべきポイントとして、独自性の重要性や、審査員の視点に立った分かりやすい申請書の書き方等を解説しました。

その後、行われたグループワークでは、受講者が互いに自身の研究内容を共有し、分かり易く伝えるためにどうすべきか、ベテラン研究者からアドバイスを受けながら、具体的な方法を学びました。受講生からは「グループワークを通して質疑応答をする中で、申請書に記入しなければならない点が明確になった」、「研究への熱い思いを聞いて、モチベーションが上がった」などの声が聞かれました。