研究インテグリティ

バイオセーフティ

バイオセーフティとは

細菌など微生物を扱うことは、病理の解析や薬の開発に必要不可欠です。ただし、病原体となる微生物と接触する機会が増えると、感染症を発症する可能性は大きくなります。バイオセーフティは、このような感染症のリスクを防ぐ目的で、生物学的な物質や微生物に対する適切な取扱いと安全性確保のために生まれた概念です。

バイオセーフティの必要性

本学では、以下の法律や政令に基づいて、「武庫川女子大学バイオセーフティ管理規程」を制定・施行しています。学内で特定の微生物を扱う実験を実施する場合、研究者はこれらの諸法令や規程を遵守しなければなりません。慎重な実験実施とバイオセーフティに留意することで、微生物研究において感染症のリスクをコントロールすることができ、安全かつ効果的に作業することができます。

  • 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年10月2日)(法律第114号)」
  • 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令(平成10年12月28日)(政令第420号)」

本学のバイオセーフティマネジメント体制

 「武庫川女子大学バイオセーフティ管理規程」に基づいて、バイオセーフティ委員会を設置し、微生物を取り扱うバイオセーフティ実験計画を、事前に審査する体制を整えています。バイオセーフティ実験を計画している研究者は、バイオセーフティ実験計画を研究推進課に所定の様式で申請ください。