研究推進センターでは、2025年度の科学研究費助成事業への応募件数、採択率向上を目指し、全学の教員を対象に、研究種目・対象別のKAKEN塾を開催しています。
6月1日（土）から①若手研究・基盤研究（C）を対象とするKAKEN塾が始まりました。7月27日（土）まで隔週で全5回開催します。

KAKEN塾は、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（女性リーダー育成型）事業の一環として、研究者の自由な発想に基づく研究を発展させるための『科研費』を獲得できるよう、支援するものです。

第1回目のKAKEN塾は24人が参加しました。研究推進センターの松井徳光センター長が「KAKEN塾を通して採択件数を上げることで、研究力を向上させていきましょう」とあいさつ。科研費獲得に向けて心得るべきポイントについて解説し、「専門分野外の研究者にも分かる申請書を心掛けること」「できるだけ多く論文を作成し、学会発表などは積極的に参加して業績をつくること」などのポイントを挙げました。

参加者は4グループに分かれ、自身の研究内容を受講者同士で語り合い、質問や意見を交わしました。研究推進委員からアドバイスを受ける姿も見られました。

参加者からは「実体験に基づく事例紹介などがあるとイメージしやすい」「グループワークで、他分野の先生方からコメントを頂けたのはとてもよかった」など、ポジティブなコメントが多く寄せられました。

6月8日からは基盤研究（B）以上対象のKAKEN塾が始まります（6月～8月 第1土曜日 全3回）。2025年度の科研費の公募要領は、７月中旬に公開される予定です。